第二十四品 福智無比分(だいにじゅうよんほん ふくちむひぶん)
「さらにまた、もし三千大千世界の中のあらゆる諸々の須彌山王のかくの如きに等しき七宝の聚(あつ)まりを人有りて、持用(もっ)て布施するに、もし人此の般若波羅蜜経の乃至四句の偈等を以って、受持し読誦し、他人の為に説くに、前に … 続きを読む
「さらにまた、もし三千大千世界の中のあらゆる諸々の須彌山王のかくの如きに等しき七宝の聚(あつ)まりを人有りて、持用(もっ)て布施するに、もし人此の般若波羅蜜経の乃至四句の偈等を以って、受持し読誦し、他人の為に説くに、前に … 続きを読む
須菩提は仏に白して言わく、「世尊よ、仏の阿耨多羅三藐三菩提を得たもうは、得るところ無しと為すや。」「かくの如し、かくの如し。須菩提よ、我れ阿耨多羅三藐三菩提において、乃至少しの法得べきモノ有ること無し。これを阿耨多羅三藐 … 続きを読む
「須菩提よ、汝は如来はこの念を作(な)し、『我れはまさに説くところの法有るべし』と謂(おも)ふこと勿(なか)れ。是の念を作(な)す勿(なか)れ。何を以ての故に。もし人『如来の説くところの法有り』と言はば、すなわち仏を謗( … 続きを読む
「須菩提よ、意においていかに。仏は色身を具足せるを以て見るべきや、いなや。」「いななり、世尊よ。如来はまさに色身を具足せるを以て見るべからず。何を以ての故に。如来は色身を具足すというは、すなわち色身を具足するに非ずと説か … 続きを読む
「須菩提よ、意においていかに。もし人有りて、三千大千世界に満たすに七宝を以って用いて布施せんに、この人はこの因縁を以て、福を得ること多きやいなや。」「かくの如し、世尊よ。この人はこの因縁を以って、福を得ること甚だ多し。」 … 続きを読む
「須菩提よ、意においていかに。如来に肉眼有りや、いなや。」「かくの如し、世尊。如来に肉眼有り。」「須菩提よ、意においていかに。如来に天眼有りや、いなや。」「かくの如し、世尊。如来に天眼有り。」「須菩提よ、意においていかに … 続きを読む
その時、須菩提は仏に白(もう)して言わく、「世尊よ、善男子・善女人ありて、阿耨多羅三藐三菩提へ心を発するに、云何(いか)んがまさに住すべきや。云何(いか)んが其の心を降伏すべきや。」仏は須菩提に告げたもう、「善男子・善女 … 続きを読む
その時、須菩提は、この経を説きたまふを聞きて、深く義趣を解し、涕涙悲泣して、仏に白(もう)して言わく、「希有なり、世尊よ。仏は是く如き甚深の経典を説きたもう。我れ昔よりこのかた得たる所の慧眼をもて、未だ曾(かつ)てかくの … 続きを読む
その時に、須菩提は仏に白(もう)して言わく、「世尊よ、まさにこの経を何と名づけむ。我ら云何(いか)に奉持すべきや。」仏は須菩提に告げたもう、「この経は名づけて、金剛般若波羅蜜と為す。この名字を以て、汝はまさに奉持すべし。 … 続きを読む
「須菩提よ、恒河の中のあらゆる沙(すな)の数の如き、是くの如き沙と等しき恒河ありとせんに、意においていかに。この諸々の恒河の沙は寧ろ多しと為すや、いなや。」須菩提言わく、「甚だ多し、世尊よ。ただ諸々の恒河すら、なほ多く無 … 続きを読む