第三十一品 知見不生分(だいさんじゅういっぽん ちけんふしょうぶん)
「須菩提よ、もし人『仏は我見・人見・衆生見・寿者見を説きたもう』と言わば、須菩提よ、意においていかに。この人は我が説くところの義を解せるやいなや。」「いななり、世尊よ。この人は解せざるなり。如来の説きたまうところの義を。 … 続きを読む
「須菩提よ、もし人『仏は我見・人見・衆生見・寿者見を説きたもう』と言わば、須菩提よ、意においていかに。この人は我が説くところの義を解せるやいなや。」「いななり、世尊よ。この人は解せざるなり。如来の説きたまうところの義を。 … 続きを読む
「須菩提よ、若し善男子・善女人有りて、三千大千世界を以って碎いて微塵と為さんに、意においていかに、この微塵衆は寧ろ多しと為すや、いなや。」須菩提言わく、「甚だ多し、世尊よ。何を以ての故に、若しこの微塵衆が実有ならば、仏は … 続きを読む
「須菩提よ、もし人有りて、『如来はもしくは来る、もしくは去る、もしくは坐す、もしくは臥す』と言はば、この人は我が説くところの義を解せざるなり。何を以ての故に、如来は従来するところも無く、また去るところも無し、故に如来と名 … 続きを読む
「須菩提よ、汝もしこの念を作(な)さん、『如来は相を具足するを以っての故に、阿耨多羅三藐三菩提を得るにあらず』と。須菩提よ、この念を作(な)すこと莫れ。『如来は相を具足せるを以っての故に、阿耨多羅三藐三菩提を得るにあらず … 続きを読む
「須菩提、意においていかに。三十二相を以て如来を観るべきやいなや。」須菩提言わく、「かくの如し、かくの如し。三十二相を以て如来を観たてまつらん。」仏は言いたもう、「須菩提よ、もし三十二相を以って如来を観るというならば、転 … 続きを読む
「須菩提よ、意において云何(いか)に。汝等は如来是の念を作(な)し、『我れまさに衆生を度すべし』とすと謂(おも)ふことなかれ。須菩提よ、この念を作(な)すこと莫(なか)れ。何を以ての故に、実に衆生として如来の度すべき者有 … 続きを読む
「さらにまた、もし三千大千世界の中のあらゆる諸々の須彌山王のかくの如きに等しき七宝の聚(あつ)まりを人有りて、持用(もっ)て布施するに、もし人此の般若波羅蜜経の乃至四句の偈等を以って、受持し読誦し、他人の為に説くに、前に … 続きを読む
須菩提は仏に白して言わく、「世尊よ、仏の阿耨多羅三藐三菩提を得たもうは、得るところ無しと為すや。」「かくの如し、かくの如し。須菩提よ、我れ阿耨多羅三藐三菩提において、乃至少しの法得べきモノ有ること無し。これを阿耨多羅三藐 … 続きを読む
「須菩提よ、汝は如来はこの念を作(な)し、『我れはまさに説くところの法有るべし』と謂(おも)ふこと勿(なか)れ。是の念を作(な)す勿(なか)れ。何を以ての故に。もし人『如来の説くところの法有り』と言はば、すなわち仏を謗( … 続きを読む
「須菩提よ、意においていかに。仏は色身を具足せるを以て見るべきや、いなや。」「いななり、世尊よ。如来はまさに色身を具足せるを以て見るべからず。何を以ての故に。如来は色身を具足すというは、すなわち色身を具足するに非ずと説か … 続きを読む