縁起島(えんぎとう)へ上陸
どれほどの時が流れたのか分からないころ、ひんやりとした風が大悲の頬をそっと撫でた。大悲はゆっくりと目を開いた。自分が巨大な蓮の花の上に横たわっていることに気づく。上体を起こして周囲を見渡すと、視界の果てまで一面の蓮の海が … 続きを読む
どれほどの時が流れたのか分からないころ、ひんやりとした風が大悲の頬をそっと撫でた。大悲はゆっくりと目を開いた。自分が巨大な蓮の花の上に横たわっていることに気づく。上体を起こして周囲を見渡すと、視界の果てまで一面の蓮の海が … 続きを読む
洞窟の出口を出た途端、大悲と多智はまず、目を開けていられないほどの刺すような強い光に襲われた。二人は思わず目を細めながら、数歩だけよろよろと前へ進んだが、すぐに、自分たちが眩い白光のただ中に立ち尽くしていることに気づいた … 続きを読む
善門を抜けても、まだ大悲の胸には魔宮の影が揺らめいていた。彼女は一刻も気を緩めるまいと心に決め、足を止めずに先を急いだ。 どれほど歩いただろうか。やがて、大悲の前に、無数の山洞と粗末な茅葺きの小屋が姿を現した。金碧輝煌な … 続きを読む
(21日から、場が特別で、ひどく疲れを感じます。これは何かの振動波と応じ合っているのでしょうか。2012年のあの場は今もまだあって、作用しているのでしょうか。それが過ぎ去ったあと、次の修行にはどんな新しい調整が必要でしょ … 続きを読む
仏法を弘めるというのはそういうことだ。あなたは繰り返し語り、繰り返し説き続けなければならない。同じ道理なのだ。その道理が実はそれほど深いのではない。私たちの心がここにないのだ。 私たちの心は根本的に……。ここに座って法を … 続きを読む